キャッシングリボ払いの利息の仕組み理解が大切

●リボ払いを選択する人も増えてきました
クレジットカードを利用した時の支払方法は様々ですが、最近はキャッシングリボ払いを利用する人が増えています。
キャッシングリボ払いを選択すれば、毎月の支払額を定額にできます。
クレジットカードの申込みの時にリボ払いを選択できますが、今はリボ払い専用のクレジットカードもあります。
キャッシングリボ専門のクレジットカードであれば、リボ払いの設定をする事なく毎月定額の支払ができます。
またキャッシング会社の方もリボ払い専用のカードを利用してもらうために、様々なサービスを提供しています。
例えばリボ払い専用カードで申し込むとポイントが2倍になるといった特典を付けたり、また他のキャッシング会社よりも低い利息で利用できるなど、積極的にリボ払いを宣伝している所も多くなってきました。
しかしキャッシングリボを利用する時は、その仕組みをよく理解しておく必要があります。

●クレジットカードでの支払方法
クレジットカードの支払方法は一括払いと分割払い、そしてリボ払いに分類できます。
一括払いは、クレジットカードを利用している人の9割前後の人たちが選択している方法になります。
一括払いですが、「翌月1回払い」、また「ボーナス一括払い」といった方法であれば金利も必要ありません。
また分割払いですが、こちらはクレジットカードの利用額を事前に決まった回数で分割して支払う方法になります。
しかし2回の分割払いまでであれば金利もかかりませんが、3回以上の分割払いになると金利がかかってきます。
そのため、利用者の多くは2回は払いを選択しています。
そしてリボ払いですが、こちらは利用額や利用回数とは関係なく、毎月定額での支払う方法になります。
クレジットカードの利用限度額の範囲内であれば、何回でも繰り返して利用する事ができます。
例えば分割払いで支払をした場合、支払をしている時と同じカードで新規の買い物をした時は、今までの返済額にプラスして新規の買い物の代金も一緒に返済する事になります。
しかしリボ払いで返済している時は、同じカードで新規の買い物をしても毎月の支払額に変動はありません。
しかしその分支払期間も長くなりますので、利息の負担が今と比べてさらに重くなってきます。

●分割払いと比べて利息も高くなります
分割払いの金利については返済回数が少なくなるほど低く、また多くなれば高くなります。その相場は年率換算でだいたい10%前後です。
しかしリボ払になるとその支払回数に関係なく、残高に対してだいたい10%前後の金利がかってきます。
この負担額は利息制限法における上限金利である、年15%~20%とだいたい同じ金利になってきます。
キャッシングリボで支払を行うは、借入額によってとても高い利息を支払うケースも出てきます。
毎月の定額払いですので、高い金利の実感がない方も多いのです。それゆえリボ払いを選択する時は注意しておいてください。